はてな、paperboy&co.、GoogleはPassportの夢をみる(副題「naoya君にお願い」)

オンラインサービスを展開する上で、利用するまでの一番の障壁がユーザ登録だったりするのはいろんなところでいわれていてて、どこかの偉い人曰く

「ユーザ登録させてさぁ、囲い込みだよ囲い込み」

という、ありがたいお話が寂しく響き渡る会議室があるとかないとか。
サービスを利用してもらうために個人を特定するためのIdentify Systemはオンラインサービスを展開するにあたって、重要なんだけど特定のサービス内でしか有効でないので、IDとパスワードが増える一方で困っちゃう。

その昔、MicrosoftのPassportというサービスがあったけどはてなやpaperboy&co.、Googleがまた、挑戦しようとしているのかもしれない。

インターネットが普及してからオンライン上で「自分」というIdentityをどう証明するかが重要で、生体認証やハードウェアキーなどさまざまな方法が模索されているような気がするけど、結局やっぱりつまるところ、使い慣れていて導入しやすいIDとパスワードに落ち着いちゃってそれぞれのオンラインサービスごとにIDとパスワードが増え続けてしまっている。

そんな各サイトごとの煩雑なIDとパスワードを一手にまとめてしまおうというサービスがその昔、MicrosoftがPassport(現在はWindwos Live ID)というサービスでやろうとしたけど、いかんせんMicrosoft一社独占というのが嫌われたり、導入する側にも不便だったのか結局普及しなかったんだよね。

でも、最近になってSBM(ソーシャルブックマーク)のはてなブックマークで有名なはてなや、ブログサービスのJugem、レンタサーバのLollipopで有名なpaperboy&co.が自社のサービスIDでの認証を他サイトでも導入できるようにした認証APIを公開してます。すこしおもむきは違うけどGoogle Accountも普及中。

はてな、paperboy&co.とも、現在は有償のサービスを展開する場合には別途、問い合わせが必要だったりこれらの認証APIを利用しているサービスが自社サービス以外では少なかったりして、普及とはいいがたいけどもはてなの人気者、naoyaさんもはてなブックマークについて

社会的に意義のあるサービスに育てられれば...という野心もあり。

naoyaグループ - naoyaの日記 - はてなブックマークの今後の方針 から引用

というふうに言っていたりする。(はてブの話だけど)

海外ではMicrosoftのPassportにならないためかオープンな認証システム、OpenIDが盛んに利用されているようで、ブログツールのMovableTypeのコメント認証にOpenIDが使えたりTecnoratiなんかもOpenIDを導入して少し話題になっていて、日本でもOpenIDの認証サーバOpenID.ne.jpをアセントネットワークスが開始したので、OpenIDの利用が日本でもだいぶ広まるんではないかと思う。

個人的にはてなとか、paperboy&co.でもいいんだけど、こういったオープンな認証システムが広く普及してIDを減らせればうれしいのでnaoyaさん、ネットのインフラとしやってくれませんか?