スナップ写真のルールとマナー

最近は写真を撮るのが面白くて仕方がない。
といっても、本格的な写真家を目指している訳ではないので写真を撮ると言えば、おいしい料理を食べた時とか、柄にもなくお花とか各地でやっているイベントごとに足しげく通うぐらい。

だいたい、アマチュアのアの字にも満たない僕なんかが撮る写真なんてのはたかが知れているので、そんな大層なことには使わないんだけどはっきりとした使用目的もない「スナップ写真」になるので、ちょっとその辺を勉強しようと思う。

写真を撮るようになると、今までは全く興味がなかった静物やお花なんかを撮るようになるんだけど、きっとそれは被写体が「人間」じゃないから気軽に撮り始めることが出来るんだろうな。

そのうち、被写体が相も変わらずお花ばっかりなのでどうも物足りなくなってきて、今度は「人物」を撮りたくなってくるんだけど、別にモデルを使って撮ることもないし、どちらかというと、日常を切り取る「スナップ」が楽しいので少しずつフレームの中に「人間」が入ってくるようになる。

スナップ写真のルールとマナー [朝日新書063] (朝日新書 63)そうすると、考えなければイケナイのがそのフレームの中に入った人の気持ちだな。
ということで、「スナップ写真のルールとマナー」という、本を買ってみた。

日本写真家協会に所属するプロが、具体的な例題をもとに

「この場合は、こういったことが考えられるのでこうした方がいいだろう」

という、一問一答形式で具体的な事例に対して、具体的な解説をしてくれるので非常にわかりやすい。

なかには暗黙の了解はどこまで通じ、それに甘えてはイケナイといった耳が痛いお話から、著作権と一緒くたにしてしまいそうな著作者人格権と著作財産権の違い、肖像権やパブリシティーの説明などを具体的でわかりやすい言葉で語られているので写真のテクニックに苦心してばっかりでいい写真がとれないのは道具がよくないとか被写体が...とか言っている人(僕とか、僕とか、それと僕とか)は、心に一冊。

なかには、アマチュアのままでは思い至らないところまで解説されていたり、弁護士の助言をもとにした文章などもあってためになるので、カメラを買ってスナップを楽しんでいる人にはぜひ一読の価値があると思う。

後半にはほんの少しだけど、CC(クリエイティブ・コモンズ)で有名なローレング・レッシグ教授の事もでてくるので、「自分が撮った写真だから自分に著作権が!」というのをほんの少しだけでも自分なりに考える事ができると思う。

スナップ写真のルールとマナー [朝日新書063] (朝日新書 63)