梅佳代×三省堂=新明解国語辞典 うめ版

うめ版

ふらっと心斎橋のアセンスによってみたら、梅佳代と三省堂の国語辞典、新明解国語辞典の展示がやっていた。

梅佳代の写真が好きだったり、新明解国語辞典をくすくす笑える人なら行ってみるといいかも。

だいぶ前に、友達が心斎橋のアセンスで写真の個展をやっていたんだけど、その時はそれほど写真に興味がなかったのであまり興味を持ってみれてなかったけど、デジカメを買ってから「写真ておもしれー」とか、思っている。

まぁいくつか写真を撮っているとすぐに壁にぶつかるのが被写体との距離。
ズームで遠くから大きくとってもいまいちピンとこないんだよね。とか、梅佳代の写真を思った。

うめめ梅佳代は50mmの単焦点レンズしか使わない、だけどそれが被写体との距離をぐっと縮めてくれているようなそんな写真。
ほとんどが何気ない日常風景をスナップしている写真なのに梅佳代だからできるのか、くすっとさせてくるなんとも言いがたいかわいらしさのある写真を撮る人です。

新明解国語辞典 第6版 並版一方、三省堂の新明解国語辞典は何のことはない、ただの国語辞典。
一つ一つの項目を読み込んでいくうちに用例から滲み出る人間くささから、そこにいるはずのない「誰か」あえて呼ぶなら、そう「新解さん」が実際にいるのではないかと感じてしまう。

そんな三省堂の新明解国語辞典と梅佳代の写真が一緒になって「うめ版」という本と一緒に一部が展示されていた。

うめ版―新明解国語辞典×梅佳代展示を見ていると梅佳代の写真から醸し出される、「なんとも言えないもぞもぞとした感じ」を新明解国語辞典の解説や用例があたかもその写真を解説しているのかと思えてしまうぐらいぴったり。

展示してあった写真のひとつ「実社会」では、その解説があまりにも実社会がつらいであろう新解さんが見え隠れするし、「接客業」「辛抱」「路傍の人」といった言葉を具体的に映像にするならばきっとこの通りなんだろうなと思わせる写真が添えられていて、「はぁ〜そうか、つらいんだね」と新解さんをねぎらってあげたくなってしまう。

ちなみに、新明解国語辞典は赤瀬川源平の「新解さんの謎 」とあわせて読むと2倍楽しめます。
(もちろん僕も新明解国語辞典を持ってる)