「寝る前30分」を変えなさい

朝のマラソン、朝の勉強、朝の仕事。

とてもうらやましい限りなんだけどまわりでも朝に多くの時間を割いて、充実した日常を過ごしている人がいる。

恥ずかしながら、僕はなかなか朝に弱くてかなり多くの人に迷惑をかけて、もうちょっとどうにかならんかと悶々としている中でこの 「寝る前30分」を変えなさい を手にとってみた。それはもうわらにもすがる思いで。

「寝る前30分」を変えなさい本書ではさまざまなところで重要とされている「朝の時間」を得るために、いままでは言及されることが少なかった「夜の時間」、つまり「寝る前30分」に注目している。

まずは習慣。
習慣がどれだけ悪習をうみ、かつ良習のもとになっているのかを解説。
いわゆる「忙しいと言ってはいけない」というところである。
このあたりは多くの人が実感として感じているところだろう。

悪いとわかっていても、やめる事ができない悪習がある一方、多くの自己啓発本や実用書に書かれているライフハックを試してもなかなか身に付かないことはあまりも多すぎる。

その元凶たるや習慣であって、本書でも出てくる「人間は習慣の奴隷である」という言葉に基づいて習慣が大切で、その習慣を変える事が重要なんだと教えてくれる。

次に睡眠。
一番期待していたところなんだけど、それなりに睡眠に悩んだ事がある人にとってはある程度聞きかじっていることがほとんどなんだけど、その裏付けとなる論文の出所などがわかって安心できる。
睡眠についての生理的な仕組みを解説した上で、その仕組みを生かしたいくつかの方法論も紹介されているので、この本を手引きに自分なりにあった方法をすぐにでも試す事ができる。

本書では単純に「寝る」ための本ではなく、「よりよい睡眠」をとるために「寝る前30分」を改善して睡眠の量ではなく睡眠の質を改善しようと言うものである。

ずっと読み進めてみるとどれだけ積極的に効率的で自己投資をするかなど、以前に読んだ「レバレッジ時間術」を思い出す部分があったんだけど、その著者本田直之氏の起床法も紹介されていて「なるほど」と感心してしまった。
そのレバレッジ時間術をはじめとする参考文献のリストには、それこそ時間や睡眠、勉強について自己投資に関連する本が並んでいるので、いままでそういったことに興味がありそういった本に接してきた人や、文字も大きくわかりやすい図も多用されていてにはとても読みやすいだろう。

  • 1章 あなたの「時間」は間違っている!
  • 2章 なぜ「寝る前30分」を変えるのか?
  • 3章 できる人の「寝る前30分」仕事術
  • 4章 夢がかなう究極の快眠法
  • 5章 「寝る前30分」から「朝30分」へ
「寝る前30分」を変えなさい
高島 徹治
ベストセラーズ
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