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きらきらひかる
「江國香織が読みたいです」って、言ったら
「まずはこれから読め!」って言われて、付け加えるように
「う~ん、でもなー私は好きだけど...江國サンはな~...アレだし、しかもこれは...う~ん...まぁ、読んでみて」
と、脅しながら貸してくれた本。
本なんて数えるほどしか読んでないのに、江國香織が読みたいとか言ったら渡されました。
後で知ったんですが江國香織サンって有名なんですね。
映画とか。
まぁ、そのへんの前知識がなく貸してくれた人も多くを語らずに貸してくれたので読めたのかも。
ゲイの医者、睦月とパニックアル中の女、笑子の話で、たぶん世間的にはかなり特殊な組み合わせのはずなんだろうけどなぜか睦月に共感してしまってる...
いや、僕がゲイとか医者とかじゃなくてパートナーの苦しさがわかんないでどうしようも手を伸ばしたいのに伸ばすのを拒絶されたりするあたり。
あまりにも相手に傷ついて欲しくないと気を遣うばかりに、反対に傷つけてしまっているんだろうな。と。
一方、笑子に対しても共感してしまったりするわけです。
もしかしたら、僕は鬱のケがあるんじゃかろうか。
自分がムチャクチャ言ってるのは自分でもわかってるくせにどうしてもそれを止められない。
読んでる最中に借りた人に
「いちいち、文体がオシャレだよね」
って聞いたら、「江國サンだから、当然」
なるほど、そういう人なんですね。
正直、恋愛モノは苦手なんです。
なんだか、甘ったるくて、モノローグがいっぱいっぽくて、くねくねしてて、ご都合主義で。
まぁ、そういう世界に自分が縁遠いからひがんでるんですけど、そんな甘ったるい恋愛至上主義が苦手な僕には江國サンの純粋な物語は新鮮で、読み終える頃には陰鬱とした話だったようだけどナンダかスッキリとした気持ちで読み終えることが出来てよかったです。
ぜひ、恋愛モノを食わず嫌いしている人は読んでいただきたい。
そのあと、江國香織の文体がちょっと好きになって、次なんかないと本の催促をしてたりして。
ちなみに、この次に借りた本は「ぬるい眠り」。
「後日談があるから読んどけ」
という事らしいです。









