年末なので本を切り刻んで自炊してみたよ

自炊の下ごしらえ

そんなに本を読む方じゃないけど少しかさばるようになってきたのとiPhone 4でそれなりに読めそうなので自炊をやってみた。

ちょうどタイミングよくライフハッカーの記事でも自炊が紹介されていたけど、自炊セットのレンタルじゃなく僕の場合は自前です。

はじめて本を自炊してみたよ : ライフハッカー[日本版]

準備するもの

カッターは無印良品とかの。 ドキュメントスキャナは一世風靡したPFU のスキャンスナップ FI-S500という古めの奴です。 (事務所内に転がっていたのを借りてきました。)

本を裁断する

裁断機がなくても、カッターで簡単にできます。 1時間に100冊は無理でも10冊ぐらいなら全然平気です。

本を切り刻むという行動に心が痛まなければ…

カッターは力を入れすぎずに優しく

まずはここから。 背表紙からあまり離れすぎない程度に定規を当てて、カッターでなぞる感じで繰り返し切っていきます。 ここで力を入れすぎたりすると、変にずれて裁断がうまくいかなかったりけがの原因になるので、あくまでなぞる感じで。

著者の方に申し訳ないと思いつつ切り刻んでます

厚めの本は途中、カッターの刃が入りづらくなってくるので定規のガイドをやめ背表紙をガイドに少しずつすすめると簡単に切り離せます。

刃は取り替える

カッターはよく切れるものを使うように。 紙は意外と固いのですぐ刃が切れなくなるので、長く使わなくなってさびているような奴とか裁断している間に切れ味が悪くなってきたなってと気は思いきって刃を取り替えましょう。 でないと、けがをします。

スキャンする

意外とスキャンが手間かかります。 気をつけるポイントは

  • スキャン品質
  • 重送
  • OCR

この三点です。

スキャン品質を検討する

スキャナによって違いますが、何度かテストしたほうがいいかもしれません。 僕の場合は下から3つめの「スーパーファイン」、「色の自動判別」で行ってます。 おもな判断基準は

  • スキャンスピード
  • 読みやすさ
  • OCR精度への影響
  • ファイルサイズ

モノクロの場合は白と黒の2値化されるので、実はスキャン品質が低くても、カラーで読み込むとそれなりに読めるんですが、ファイルサイズが半端ないので基本モノクロで。

いざ、スキャンしてみてわかったんですが、紙の地色が生成っぽかったりすると文字がうまく2値化できず、つぶれてしまいがちなので、ある程度文字のカタチが判読できるようなレベルを探ってみるとスーパーファインに落ち着きました。

あと、原稿の向き補正や文字列の向き補正もセットしています。 が、文字列の向き補正をやっていると時々横に認識されてしまうのでこれは少し検討しないといけないかも。

あまりにも古く、黄ばんでしまってる本とかは問答無用でカラーになっちゃうのでそういう場合は、強制的にモノクロでやりましょう。

「章」単位でスキャンして重送を防ぐ

ライフハッカーの記事でもあるようにドキュメントスキャナは紙を重ねて連続的に紙を送り出していくのでスキャナによっては複数枚が重なって送られてしまう事があります。

10数ページならやりなおせばいいですが、200~300ページともなるとあと少しで完了って時に重送しちゃったら泣きそうになるので、章単位でスキャンすることをおすすめします。

ちなみに重送が発生しやすい紙はいかにも高級そうなツルツルしている紙で頻繁におこりました。 そういった場合は、紙をずらしてに「くせ」をつけてあげることでだいぶましになります。

縦にすこしずらしてセットする

これも重送対策。 完璧に端をそろえてセットすると重送が起こりやすくなるので、横はそろえて縦は少しずらしてセットします。

OCR

章ごとにスキャンしたPDFを最後にマージしますが、その前にOCRを行っていた方がいいです。 ScanSnapの付属しているOCRソフトではスキャンした後に他のソフトで変更するとOCRできない場合があります。

このへんどうにかしてほしいです。 別途、OCRソフトを購入しようかと思ってしまいました。

PDFをマージする

OCRが終わった章ごとのPDFをマージします。 PDFをマージできるソフトはいくつかありますが、僕はPDF Split and Mergeを使ってます。 使い勝手が微妙ですが、比較的高機能なので重宝しています。

最後に著者に感謝

あとはDropBoxに入れて、iBooksで読むなりPDF Readerで読むなりいい感じです。

主に安めの新書なんかを対象にしてはじめたんですが、それでも本を切り刻んで捨ててしまうのには抵抗があります。 著者に感謝してありがたく読みたいと思います。

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